このサイトは、統合失調症の当事者が自分の体験を書いている個人サイトです。医療のアドバイスではありません。治療や体調のことは、主治医に相談してください。
わたしのこと

統合失調症と診断されてから今まで|転職16回の記録

運営者自身の体験です
この記事で書いていること
・2013年に統合失調症と診断されてから、今までの流れ
・転職は16回。クローズ就労、就労A型、就労移行支援、オープン就労を経験
・今は会社員として働きながら、この記録を書いています

診断と自宅療養

新卒で働いていた職場で、原因の分からない体調不良が続き、幻聴や幻覚がひどくなりました。精神科でカウンセリングを受けるようになり、2013年に統合失調症と診断されました。

主治医のすすめで、約半年間、自宅で療養しました。その間に、数か月で体重が66kgから103kgになりました。喜怒哀楽が出せなくなり、記憶力や集中力が落ちていることも感じました。車の運転も止められていました。

1年以上続いた職場がなかった

診断されてから、1年以上同じ職場で働いた経験がありません。気がつけば、転職は16回になっていました。転職の大半は、病気のことを会社に伝えない「クローズ就労」でした。隠しながら働くのは、とても苦労しました。

東京での一人暮らし

車の運転ができなかったこともあって、東京での生活を選びました。親元を離れて一人で生活するのは大変でしたが、今の自分を作ったのは間違いなくこの時期です。

広告代理店、スポーツブランドの販売員、カスタマーセンター、パソコンメーカーのトラブル対応など、いろいろな仕事をしました。ブログやYouTubeに挑戦したり、経営者に会ったりして、起業にも興味を持つようになりました。

実家に戻って、福祉サービスを使う

2020年、新型コロナで生活が難しくなり、実家に戻りました。しばらく自宅で療養したあと、社会復帰のタイミングで、主治医から就労継続支援A型をすすめられました。最初は乗り気じゃなかったのですが、社会復帰にちょうどいいかもしれないと思い、使うことを決めました。期間は4か月で、ステップアップのために卒業しました。

その後、病気を伝えて働く「オープン就労」も経験しました。在宅でできる仕事(フリマアプリでの不用品販売、データ入力など)や、スポットのアルバイトを試しましたが、就職にはつながりませんでした。それで、リモートで就労移行支援を利用しました。直接の就職にはつながりませんでしたが、リモートでの作業のやり方や、仕事に取り組む姿勢を学びました。

それぞれの働き方の違いは、「クローズ就労・就労A型・就労移行支援・オープン就労の違い」に書いています。

今

今は会社員として働いています。体重は76kgまで減り、車も毎日運転しています。感情も豊かになり、どちらかというと行動も活発になりました。起業して独立するための活動も続けています。

これは、わたしの場合の記録です。回復のしかたや働き方は人によって違います。今つらい人に「こうすれば大丈夫」と言うつもりはありません。数歩先を歩いた一人の記録として、読んでもらえたらうれしいです。

つらいときは
体調や気持ちがつらいときは、ひとりで抱えずに、主治医や支援機関に相談してください。厚生労働省のサイトでも、電話やSNSの相談窓口が紹介されています(まもろうよ こころ/働く人向けのこころの耳)。